2012/03/30

「スタイルのある人」インタビュー:杉浦 綾さん(後編)

前編はこちら☆★☆

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目指す像はありますか?

ーできるなら(と、前提を強く)
陶芸家としてわたし個人が有名になるのではなく、
例えば「愛媛」や「砥部」「砥部焼」が有名になれば良い、と思っています。
「杉浦綾」が有名になることは全く望んでいないんです。「愛媛」「砥部焼」につなげていくことができれば、と。

好きな言葉は?

ー(えー、そんなこと聞かれたことないから・・・・ちょっと時間をくれる?)

!!「超える」だ。
想像を超える、枠を超える、限界を超える。

超えられてる?

ー超えられるよう、それを今目指しています。

最後に。お花についてのエピソードがあれば教えてください。

Lei+La(レイラ)ちゃんに出会うまでは生活の中にお花を取り入れる、ということがなかったの!
だから、花器を作ることも何となくピンとこなくて。
お酒を飲まない人が酒器を作れない、という感じで。
でも、レイラちゃんが会うたびにお花を持って来てくれるようになって、自分でもお花を飾るようになりました。
今は、お花を欠かさないようにしているし、生活に花を取り入れることが好きになりました。
お花を飾るようになって、雑然として場所には飾らないから部屋も片付けるようになったし、変わりました!
そして、花器を作ることにもつながっていって・・・・・。

これからは、わたしももっと日常でお花を贈るようになりたいと思っています。
飲み会の席でもちょっとお花をどうぞ、と渡せるように!

飲み会、ね.....)



お忙しい中、本当にありがとうございました。
数年前からプライベートでも親交のある綾さん。
以前からずっと“目指すことは個人レベルじゃなく、砥部焼や砥部という町のために何か・・・”と
ずっと言われていました。
その気持ちや行動が自身の原動力であり、今のご活躍につながっているのだと思います。

それに、お花のエピソードでは思いがけず!嬉しいお話が聞けて本当にびっくり。

わたし自身がいつも「もっとみんなが日常にお花を飾るようになれば良いな、
花贈りが日常になれば・・・・」と思って、なるべく機会があればお花をちょっと渡すように心掛けていることが、こうしてつながっていて嬉しく感じました。
「ここにも一人影響を受けている人がいるんだから~」と言ってもらえて、なんとも恥ずかしいやら嬉しいやら。

ありがとうございました。


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